ピアニスト。訥訥とした良いピアノを弾く人。西荻窪のアケタの店で、よく弾いていらっしゃいます。レコード大賞受賞の作曲家でもあります。オーケストラからピアノトリオ、ソロまで、幅広い音楽性を持ち、ピアノからも繊細な感性を持っていることが伺える日本を代表するピアニスト。NHK教育テレビの子供番組の歌・番組テーマ曲も数多く手がけている。
渋谷毅のソロピアノ2枚がレコードで出た。 浅川マキ・プロデュースの3枚の外挿線の先にある。 浅川マキ・プロデュースのZero hourシリーズ(宮沢昭、Tristan Honsinger、植松孝夫) - K’s Jazz Days だから同じような、モノクローム一歩手前の色彩感のなか。セピア色かもしれない。 違うのは、淡いセピア色の音が紡ぎ出す懐かしい音。ゆったりとした時間が流れ出す、だからこそのレコードだ。
この正月になって初めてとなる来客があるということで、朝から掃除に取り組む ことになりです。いつもは夫婦ふたりでの生活ですが、本日は姪が連れ合いと幼児 を伴ってくるということで、雑巾がけをしたり、すこし念入りに掃除機をかけてお りました。 BGMは、ここ何日かFMでやっている特別番組「しぶやさんといっしょ」であり ました。何年か前から特別な時にだけひっそりとやってるピアニスト渋谷毅さんが 静かにピアノを弾くプログラム。 今年の1月は本日でおしまいなのでしょうが、歌のゲストとして二階堂和美さん がでてきて、自分の歌とか、渋谷さんが参加した楽曲のカバーなどをきかせてく れて、これは贅沢な時間でありま…
渋谷毅: I love Carla Bley/カーラ・ブレイが好き (2022, Owl wing record)1. Lawns2. IDA LUPINO3. Sing Me Softly Of The Blues4. Utviklingssang5. Little ABI6. Soon I Will Be Done With The Troubles Of This World7. The Lord Is Listenin' To Ya Hallelujah8. 通り過ぎた時間渋谷毅(p) Recording Data: 2022.3.3,4,15 Owl Wing Studio,Toky…
先日、村上春樹のラジオ放送で「奥渋」ジャズの特集。渋谷の奥地(そんなのあるのか)と思いきや、奥深くて渋いジャズ、だそうだ。ロニー・マシューズ、ドン・フリードマン、バリー・ハリスと渋いピアニストの演奏がかかった。確かに渋い。 世代の差か、ボクのツボから外れる具合が何とも微妙。カークをあんな感じで取り上げてもねえ。 — 村上RADIOオフィシャル (@Murakamiradiofm) January 27, 2022 でもボクにとって渋くて深いジャズは、渋谷毅。渋いピアノ・ソロのアルバム。録音も実に良し。レーベルデザインがアケタなのでイモなのが残念。 渋いピアノついでにリチャード・ワイアンズ。ちょ…
浅川マキ: シングル・コレクション(2021)(DISC1)1. 夜が明けたら(シングル・ヴァージョン)2. かもめ3. ちっちゃな時から(シングル・ヴァージョン)4. ふしあわせという名の猫(シングル・ヴァージョン)5. 港の彼岸花(シングル・ヴァージョン)6. 赤い橋7. 少年8. めくら花9. こんな風に過ぎて行くのなら(シングル・ヴァージョン)10. さかみち(シングル・ヴァージョン)11. 裏窓(シングル・ヴァージョン)12. 翔べないカラス(シングル・ヴァージョン)(DISC2)1. 夕凪のとき2. それはスポットライトではない(1976 Live at アケタの店)3. マイ・マ…
新年2日から渋谷毅のピアノ番組が。当初3日間の放送でアナウンスされたようだが、1月2日、3日の2日間。 番組イントロの曲を聴くだけで、あの音にヤラれた。あのsweet memoryでゆるりとはじまり、次第に密度をあげていく。もっきりやで、焼酎の湯呑をおいたピアノを弾いている姿が浮かび上がる。MCが「飄々と弾く」と云ったが、それ以外の言葉が浮かばない。 学生のときのようにエア・チェック?してしまった。 聞き逃しは........ 聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる
晴れ。 12時頃久我山にてきむさん、あきひろと合流。きむさん宅にて週末の根岸杯に向け調整。 3人で「ハゼのテーマ(仮)」を宅録のち、天下寿司で夕食。こういうタイプの回る寿司屋に行ったことがなかったので、1皿2巻130円〜、いかにもチェーンらしい空気感とは裏腹に老練の職人たちが四方八方からのオーダーを捌いていく様が新鮮だった。似た業態の他の店もこんな感じなのだろうか。 回った熱燗が風呂上がりのような身体で渋谷毅のイベント「しぶやさんといっしょ」へ。「アケタの店」という30から40人規模の小さな店。 バンマスである渋谷毅(85)を含めた4人のレギュラーメンバーに数人のゲストを迎え、もう同じメンバー…
LIVE中止のお知らせ(12/8) 店舗設備不具合による緊急改修工事により、下記に予定していたLIVEを中止とさせていただきます。 12/8(日)渋谷毅、廣木光一 出演者の方、楽しみにしてくださった方々、大変申し訳ございません。 よろしくお願いいたします。
極私的 我が青春ソング 1971年 初恋の丘 由紀さおり 作詞:北山修,作曲:渋谷毅(生きがいと同じ作者) https://www.youtube.com/watch?v=ItoPiDrU0Yk
ジャズにミューズ、という言葉は似合わない感覚がある。ジャズは男の世界、のような暗黙の了解があった、ように思える。今や遠い過去の話だが。 例外的に1960年代後半からのカーラ・ブレイとアネット・ピーコックの存在は、ミューズそのもののように感じる。ブレイに関してこの感覚は、米人の友人(Baby boomer)ともきっちり共有できていて、笑ってしまった。いや、最近の日本でも渋谷毅や吉田隆一が彼女の楽曲を取り上げていて、確かに曲の良さ、だけではない彼女の存在のありよう、を思う。カーラは最後まで、そんな感じであの世へ去った。 さてアネットはどうしているのだろうか。かつての二人のパートナーであった、ポール…
2024年8月31日(土)に日本武道館でおこなわれた小沢健二『LIFE再現ライブ』のライブレポートです。 小沢健二のアルバム第2作『LIFE』が発売されたのが1994年8月31日。そのちょうど30年後に『LIFE』全曲を再現する――というのが今回のライブでした。 ライブの中身も外身も詳しくは後述しますが、(いつも通りの)大ボリュームになってしまったので、先に自分なりの感想を書いておきます。以下、基本的にである調で。 目次 「再現」を突き詰めた先の、見たことのないもの 【1】ライブ開催まで 【2】8月30日の前夜祭 【3】『LIFE』の曲をモチーフにしたグッズ 【4】Pop-up Hotel 【…
めったに開かなくなった本街探偵のサイトで、6月24日晩鮭亭さんのブログに、拙著への言及があることに気づく。お礼が遅れた。ありがとう。以下、当該箇所を勝手に引用させてもらうがごめんなさい。日帰りで京都下鴨の古本まつりへも行ったようだ。真正の本好きであり、新刊もバンバン買う。ありがたい読書人だ。 「有隣堂本店に入る。吹き抜けの広い空間が心地よい。文学の棚の前に、島田潤一郎「長い読書」(みすず書房)、岡崎武志「ふくらむ読書」(春陽堂書店)、「本に出会ってしまった。私の世界を変えた一冊」(ele-king books)の3冊が横並びで平積みになっていた。すべて持っている本だから見るだけだが、この並びを…
8月31日は小沢健二「LIFE」再現ライブ@日本武道館でした。 台風接近で交通もいろいろ動かず、「延期すべき」という声も一部にありましたが、決行。 このライブの場合、2024年8月31日に実施しなければあまり意味はない催しですし、完全に日本武道館の形に合わせたステージセットと演出なので他の場所ではできないし、多忙な方々も含めて総勢30名以上のミュージシャンの予定をもう一度合わせて調整してとなると非常に難度高く、この日開催できなければ延期はなく「中止」しか恐らく選択肢のない状況ですので、そりゃ物理的に開催できるのであれば、決行します。 本当、来られなかった方には申し訳ないのですが、最高でした。ま…
米国から帰ったら届いていたレコード。 浅川マキ・プロデュースのZero hourシリーズだ再発された。CDに加え、新たにレコードが出た。CD嫌いだった浅川マキだったので、ようやく、である。 これらのアルバムの芯は渋谷毅。素晴らしい。 モノクロームがよく似合うZero hourなのだ。
2007年6月4日、半蔵門TFMホールにて収録された渋谷毅のソロピアノ2作が待望のリイシュー。タイトル通り「美しいメロディを持つ曲」「ジャズのスタンダードを作曲した偉大な作曲家にスポットを当てた曲」と2つのセレクションにより分けられた極上の2枚。 famouse composers渋谷毅 タワーレコード Amazon 『famouse composers』ではジャズのスタンダードを作曲した偉大な作曲家にスポットを当てた選曲で、渋めな「カム・サンディ」「スケーティング・イン・セントラルパーク」他、全7曲収録。 youtu.be youtu.be famouse melodies渋谷毅 タワーレコ…
www.shunyodo.co.jp 昨日24日は吉祥寺。「アップリンク」でカウリスマキ『枯れ葉』を見る。このところ、録画しDに焼いた過去の作品、たてつづけに4本ほど見て、第二次カウリスマキブーム。ぶっきらぼうに見せて繊細、不器用なラブストーリー。犬がいい味。奇人変人というわけではない、普通に市井に生きる人(低賃金労働者)が、ちょっとずつ「変」というのがリアルだ。ぼくも、この日しでかした小さなへまをノートに書きだしたら4つになった。みんな不慣れなこと、小さな動揺に起因している。続くかどうか、「へまノート」を書くつもり。 パルコも久しぶりでB1の「ディスクユニオン」へ。日本のジャズ棚で渋谷毅さん…
今年も山崎幹夫氏による上映会: 浅川マキライブビデオ上映です。もっきりや@金沢12/23,James Blues Land@神戸12/24,拾得@京都12/25です。開場開演時間は画像を参照ください。上映内容もそれぞれ異なります。金沢は1992年、神戸は1991年、京都はレコーディングやアメリカ公演その他のコンテンツになります。 pic.twitter.com/nGtrQVPjOi — 山崎幹夫 (@estan1959) 2023年12月12日 1992年12月29日池袋の「浅川マキ文芸座ル・ピリエ大晦日ライヴ」での映像。浅川マキ(vo), 植松孝夫(ts), 渋谷毅(p,org),下山淳(g…
いよいよベスト10前最終コーナーですが、聴き比べする立場として気持的にはこの曲こそ1位なのです。全ヴァージョンつぶさに聴いて、この部分はこう演っているとか詳細に表にしてまとめたい位。でも空間が限られているので、あっさりいきたいと思います。いや、いかないか… 11位 夜明けのスキャット 歌: 由紀さおり 作曲: いずみたく 作詞: 山上路夫 編曲: 渋谷毅 69年3月10日発売/オリコン最高位1位 (8週) 🅰いとう敏郎と’68オールスターズ (編曲: 福山峯夫) 21/5/3、8/2 イントロのギターをオルガンに置き換えてるのがいい。ラヴァーボーイの「イッツ・オーヴァー」かと思ってしまった(汗…