On the Beach
1964年。世界は全面核戦争による放射能汚染で北半球は全滅していた。生き残った人類は南半球のわずかな土地で暮らすのみ。しかし死の灰は確実に南半球に迫っていた。オーストラリアのメルボルンにアメリカ海軍の原子力潜水艦スコーピオン号が寄航する。艦長タワーズはメルボルンに留まって死を待つか、死の祖国アメリカに戻るか決断を迫られる。そんなとき、死滅した筈のサンディエゴからモールス信号を受信する。スコーピオン号は調査のために、現地へと向かうが。
核戦争の恐怖を静かに描いた名作SF映画。但し原作者ネヴィル・シュートは、小説を大幅に改変していた為に嫌っていたという。
2000年にはテレビドラマ『エンド・オブ・ザ・ワールド』としてリメイクされた。
ネビル・シュートの代表作。
核戦争後の人類の静かな滅びの様を描いた。
2度映像化もされている。