先日、新地駅で電車を降りたときのことです。車内から東南アジア系と思われる若い男性たちが、次々と降りてきました。総勢およそ20人ほど。福島県新地町は、人口7,000人ほどの小さな町です。そんな田舎に、これほど多くの外国人がやってくるのは、観光ではないはず。おそらく仕事のために来たのでしょう。 新地町は小さな町ですが、発電所や工場など、働き口は比較的多くあります。彼らはそこで働くことになるのでしょう。 その光景を目の当たりにして、日本には今、確実に移民が増えているのだと実感しました。慢性的な人手不足のなか、日本の若者たちは肉体労働を敬遠しがちです。そのため、海外からの労働者に頼らざるを得ない現状が…