『恋じゃねえから』渡辺ペコ(講談社)全6巻 「芸術」の名のもとに、女の裸体は(本人の意思を無視して)モノのように扱われてよいものだろうか。 そういう問題提起がまず始めにガンとくる。 40歳になっても友人との関係がきごちない茜は、結婚して娘もいるけれどなんだかとても生きづらそう。 そんなある日、茜は中学時代の親友・紫(ゆかり)の14歳の頃の裸体をモデルにした彫像が発表されている事を知る。 作者はかつて塾講師だった今井で、中学時代の紫は当時20代だった彼と親密な関係であるように見えていたがーー。 おすすめされて1巻から新刊が出るごとに買って読んでいた。途中で読むのが辛くなるような展開もあったが、さ…