<刀 無銘:貞宗(名物:亀甲貞宗)> ・鎌倉末-南北朝初期 ・相模国彦四郎貞宗 作 ・重文指定日 1936.05.06 ・国宝指定日 1965.05.29 ・東京国立博物館 所蔵 ・享保名物帳 相州貞宗の代表作といわれ、刃紋は乱れ刃で茎に大磨上のあとに刻まれた亀甲菊花文様の彫刻があることが名の由来。 元は、明智光秀が所持していたとされ その後、徳川家に伝来し雲州松江藩祖・松平出羽守直政が所持していた。 (出雲大社の神紋が「二重亀甲に剣花菱」であり、号の由来という説もある。) 1662年2月、直政の死後、奥州窪田藩の土方家に伝わり、 1684年に陸奥窪田3代目・伊賀守雄隆で土方家が断絶し、本刀も…