近年、最高気温が35度を超える猛暑日が増えてきました。夏になると、「熱中症に気を付けましょう」と、ニュースなどで盛んに注意喚起がなされています。 白色に比べて黒色は熱を吸収しやすく、温度が上昇しやすいと言われています。JAF(日本自動車連盟)は、白い車と黒い車を夏の炎天下に4時間放置して車内の温度上昇を比較する実験を行っています。最初の車内温度はいずれも25℃、外気温は35℃です。炎天下で窓を閉めた車内平均温度は、白い車が47℃であるのに対して、黒い車では51℃になりました。色の違いにより4℃の差が生じました。ただし、窓を3センチメートル開けていると、5℃低下しました。 真夏に涼しい格好と言え…