温泉ブログ

温泉の浴槽に、温泉成分の析出物がいっぱい付着していることがあります。多くは炭酸カルシウムからなる石灰華です。うろこ状や小さな棚田状の模様ができています。 山梨県芦安温泉「岩園館」 山梨県芦安温泉の岩園館の露天風呂は少し違って、石膏（硫酸カルシウム 二水和物）の白い析出物でいっぱいです。 芦安温泉「岩園館」の露天風呂 ぬる湯が心地よい 露店風呂の石に付着した石膏（硫酸カルシウム） 露店風呂の石に付着した石膏の拡大写真 石膏の析出物は、表面が丸みを帯びていたり、金平糖のようにぼこぼこしたりする形状を呈します。石灰華が小麦粉のような白さであるのに対して、石膏はやや透明感がある金平糖のような白色に見え…

下呂発温泉博物館 岐阜県の下呂温泉には、わが国唯一の「温泉博物館」があります。 下呂発温泉博物館の入り口 下呂発温泉博物館の外観 日本人は「温泉好きの温泉知らず」と揶揄されることが少なくありません。昔から温泉が大好きで生活の中の重要なポジションに位置しているにも関わらず、学校教育の内容に登場してこないため、「温泉とは何か」といった本質的な理解は出遅れてきた感があります。 そんな中で、下呂温泉の湯之島にある下呂温泉株式会社（株式会社といっても温泉権を有したり共同浴場等を運営している組織）の皆さんの高い志によってつくられたのが、この下呂発温泉博物館です。少しでも温泉の教育普及に貢献し、確かな温泉文…

温泉が給湯口から温泉浴槽に落下する時、同時に空気を取り込むために、水面に泡ができます。 温泉ではなく、きれいな水なら、水面にできた泡はすぐに消えます。 温泉の場合は、食塩泉は粘性が高いので泡がやや消えにくく、炭酸カルシウムを大量に析出するような温泉でも消えにくい場合がありますが、一般的には、温泉水に有機物が多く含まれるほど、水面にできた泡は消えにくくなります。 いわゆる「黒湯」や、コーラ色に代表されるような「モール泉」と呼ばれるような泉質の温泉の場合、もともと温泉の中にフミン酸などの天然の有機物が含まれていますので粘性が高く、水面にできた泡は消えにくくなります。 温泉に人が入浴すると、温泉の中…

「青い温泉」も「青い空」も同じメカニズム 子どもの頃はずーと、空が青いのは宇宙の色が見えているからだと思っていました。 太陽の光は「波長の違う様々な色の光」からなり、そのために、光が水滴やプリズムなどを通過して分解されると「虹色」となって現れます。 虹色を構成する様々な波長の光が集まると白色になるので、太陽をじかに見ると白色に見えます。 太陽光のうち青色の光はレイリー散乱により四方八方に分散する（筆者原図） 太陽の光が空気中の窒素や酸素の分子に出くわした時、赤色などの長い波長の光は何事もなく真っすぐ通過していきますが、波長の短い青色系の光は分子にぶつかってしまい、四方八方へ散乱して散っていきま…

今週はちょっと箸休め。※ブログ数２５０を迎えたときに更新※ ブログを書き始めて２年経ちました。最近はブログを書き始めてから行った旅行記を書いているので、写真も充実。 最初の頃と読み比べると、文字数も見やすさも写真の量も違います。はじめは毎週水曜日更新と言いながら、３日坊主の私がいつまで続くかなと心配もありました。今となっては生活の一部です。温泉旅行のブログが増えてきたので、総まとめしてみました。見逃したブログ、気になる場所、行った温泉などがあれば是非ご覧ください(*^^*) 山形県 宮城県 山形県 福島県 群馬県 神奈川県 山梨県 静岡県 大分県 鹿児島県 山形県 ・花巻温泉 aringo-t…

温泉サウナブログはじめます٩( ''ω'' )و みなさんこんにちは。snackpocketと申します(*'ω'*) 別に「スーパーのお菓子に”想いを馳せる”」というブログをゆるゆると綴らせていただいております↓↓↓ snackpocket.hateblo.jp スーパーのお菓子はもちろん大好き( *´艸｀) でも、こんなsnackpocketには命がけに愛して止まないものが他にもあります。 それが、温泉とサウナ(*´ω｀*) 温泉は、かけ流しの源泉温泉から、町中ご近所のスーパー銭湯まで、どんな所でも試したくなります。 サウナも熱々なサウナはもちろん、ミストや塩、岩盤浴...。なんでも大好きで…

【2020年12月15日(火)〜16日(水)】 こんにちは、しゅしゅ子です。 今回は女一人旅で訪れた 1泊2日の黒川温泉について、 実際に私が観光したコースをまとめてみたい と思います。 実は、黒川温泉を訪れるのは今回が２回目！ ▼前回訪れた 旅行記事はこちら 10月に日帰りで訪れたばかりなのに、3ヶ月も経たずに再訪してしまった〜！ というのも、 クオリティーの高い露天風呂や、 温泉街の情緒ある雰囲気、 熊本グルメ など… 黒川温泉は、本当に観光地としての満足度が高いから！ なので今回は、1泊2日でたっぷりと満喫することにしたのです。 本記事では、旅の工程を、感想や満足度を添えて紹介しますので…