旅行に、行き先は重要だろうか。わたしにとっては、別に重要ではない。 行き先よりも、日常と距離を置くために旅行がしたい。 少し離れたところから、自分自身を見つめ直すこと。 それは、わたし自身が幸せになるために必要不可欠なことだった。 手の届かないものだと思いつつやっとのことでつくり出したゆとりはふらりと出かけた旅先で、ようやくその光を発揮することもある。もしかしたら旅でやっと素直に自分を見つめられるようになるのかもしれない。 すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間 | ハ・テワン, 呉 永雅 |本 | 通販 | Amazon「ささやかなゆとりをきみに」より一部引用 こんなことを思…