甲斐源氏武田氏の祖である源義光(新羅三郎)から伝来したとされる鎧。ただし、14世紀末以降から15世紀初頭のものと推定されている。安芸武田氏の什物であり、同氏滅亡後は大内義隆によって厳島神社に寄進された。 安芸武田氏の什物 厳島神社所蔵の黒韋威胴丸 参考文献 安芸武田氏の什物 11世紀、陸奥国で起こった前九年の役、後三年の役で清和源氏の源頼義・義家父子らが活躍する。この義家の弟の義光が武田氏の始祖に位置づけられている。義光は幼時より弓馬をよくしたといわれ、園城寺(三井寺)の鎮守新羅神社(大津市)で元服したので新羅三郎と称した。義光の次男義清は武田氏を名乗り、彼の子孫が甲斐国に土着したことで甲斐源…