日本の沖合底びき網漁業が、担い手不足や燃油価格高騰といった深刻な課題に直面する中、地域の漁業を守るために官民一体で設立された、株式会社下関漁業。水産最大手マルハニチロのグループ企業である大洋エーアンドエフと、地元の市場がタッグを組んだ同社の第17期(2025年3月期)決算が、2025年5月20日付の官報に掲載されました。日本の漁業再生のモデルケースとして、期待を背負う同社の経営状況と事業の核心に迫ります。 20250331_17_下関漁業決算 第17期 決算のポイント(単位:百万円)資産合計: 1,663百万円 (約16.6億円) 負債合計: 1,119百万円 (約11.2億円) 純資産合計:…