「何これ? 」:漠然とあるもの 「無常なものは苦である。 無常であり、苦であるものは無我である。」 (釈迦) 無常なものは苦である。 桜の花が散るのを見て「無常だなあ」との思いが 湧いても、自身の事に置き換えることが出来ない。 花は散り、生まれるものは必ず消え去ると言うのに、 自分自身のこととは何時までも気づかない。 また、我というものはどこにも無いのに、あると思うのは錯覚で、我に実体などはない。 これは苦であり、無我であると教示しています。 「無常なものは苦である」と言うことですが、 この「苦」の意味合いがなかなか理解できていません。 本当に無常なものは「苦」なのでしょうか? 今一度熟考して…