本当は6月ぐらいに映画館で観たかった作品でもあります! 小学校で配られる「学級通信」の紙面に4コマ漫画の作成を頼まれていた藤野だったが、先生に来月は「京本」に代わってもらっていいか?と聞かれる。 小4で自分より絵が上手い生徒はいる訳ないと思っていた藤野は、次月号の通信で初めて敗北を感じてしまうのです。 京本という生徒は不登校で、はっきり言って顔も知らなかったが、6年生の卒業式が終わると先生に「卒業証書を京本に届けてくれ…」と頼まれてしまう。 京本の家に着いて「すみませーん」と声をかけるも玄関の鍵はかかっておらず、藤野は京本の部屋の前に立つ。 部屋に続く廊下には数多くのスケッチブックが山積みにさ…