漫画原作者

秋の興行収入の雑感、前回の『ラストマイル』『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』『スオミの話をしよう』の続き。 日本は分析型感想多めの『ジョーカー2』 この秋最大の興行的注目作品は『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』だったと言っても過言ではないだろう。本作は日本公開前の1週間前に本国アメリカで公開されたが、批評家・一般観客共に酷評の嵐。それを受けて日本ではアメリカのレビューから「どうやら前作で感化されたファンに冷や水を浴びせて怒らせる内容らしい」「いや、それは実はちょっと違って、批評家レビューも低いということは純粋に映画の出来が悪いのだろう」と公開前から考察合戦が起きるカオス状態。興行面でも製作費…

第11話幾田りらAmazon映画とは別で、原作に近い形のアニメ版さっそく3話まで見たよ～主題歌を漫画原作者が作曲するって珍しくない? 作詞するパターンはよくみるけど、作詞作曲ってのは見かけたことがないわ。ano-official.com ところで、このアニメ版って当初BOX版のリテールでしか見られないって話じゃなかったっけ? いつのまにストリーミングもokになったんだろうか。

母が死んだあの日から、夢を諦め堅実に生きることにした。 不動花壱は絵が好きだった。上手だった。将来はそれで食べていきたいと思っていた。でも、一人で自分たち兄妹を育ててくれた母が死んだ１５歳のあの日、彼は筆を折った。妹を育てるため、勉強し、バイトをし、堅実に就職し、社会の優秀な歯車となる。そう自分に言い聞かせてきた。昼休みに手慰みで絵を描いていたのは、かつての夢と熱の残滓だった。 しかしふとしたことから、会社の先輩である若葉紗織が一度諦めつつも漫画家を目指しなおしたことを知り、そんな彼女から漫画を手伝ってくれないかと頼まれた。大人になっても夢を見る彼女の熱に触れ、今、彼の熱もまたくすぶりはじめる…

王様のブランチで紹介された作家のインタビューをまとめて掲載しています。 インタビュー ひとこと 矢樹純プロフィール 合わせておすすめ 撮ってはいけない家 インタビュー 矢樹さん： ホラーとミステリはもともと親和性のあるジャンルかなと思っていて、ミステリでの謎、ホラーだと不安や恐怖を引き起こす要因になったりする。知りたくなかった真相で怖がっていただきつつ、謎解きパートを読んでいるときは、驚きと伏線回収されていく気持ちよさを、相乗効果で楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。 ―――読ませていただきましたが、怖すぎます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle …

前に「借りた」って記事にしてからだいぶ経ってますが、先に借りた本を読んでいたので今になりました😃💦 本屋大賞受賞作。面白かった！恋愛の、軌跡の話ですかね〜。瀬戸内海の島で高校生のときに出会った２人は、どちらも家庭問題を抱えていて惹かれ合い……。彼氏は漫画原作者として成功するが、島に残った彼女とは徐々にすれ違い……でもお互い無二の存在としてずっと好きで、互いに絶望し、再起し、再び正直に慕い合い……。 ……こんな無二の相手に出会えたら、いいですよね〜😌🌟…… 特に、彼女のモノローグで、独りだけどうしようもなく絶望し、でも這い上がる決意をし……とかとか、心情を表す文章がとても瑞々しいというか、ストレ…

江戸川乱歩は夢野久作について二次大戦後に好きな作家の部類に入るとコメントしながら、夢野久作の作品のなかに好きなものとそうでないものがあることを明記している。 乱歩によれば『押絵の奇蹟』「瓶詰地獄」「人の顔」辺りの中短編が好みであり、長編『ドグラ・マグラ』や夢野のデビュー作「あやかしの鼓」は彼の好みではないという。しかし乱歩は初出時に褒めちぎった『押絵の奇蹟』についても題材と内容に新しい発見はないと述べている。『押絵の奇蹟』のモチーフとストーリー内容はありふれたもので、そこに新味はないと言いたいらしい。 夢野久作の諸作品は乱歩が言う通り話の内容が殊更におもしろいと言いうるものが少ない。「人間腸詰…

連載します すでに月コロでお知らせ出ておりますが、 前にミラコロに掲載されたフカホリ作画のマネーウルフを、大まかな世界観などを週コロ向けにアレンジして、しかも伊原先生に作画していただきます。今の自分のデフォルメな絵柄が、今のコロコロの方向性とは合わないようなので、今後は漫画原作者としての活動が9割になるのかなと思っています。 まあつまり絵柄や描ける絵による内容の成約がなくなったということで、少年誌や青年誌もやりたいですね。今後は。起業がテーマということで、専門性の高いアレもありますが、 渋谷の片隅から上場までの流れを見てきた経験と、監修の先生方など。いろいろな人と協力しておもしろくできたらと思…

凪良ゆう著。講談社。 『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語 「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは? 「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。 「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。（紹介文引用） 「汝、星のごとく」の続編。そちらが素晴らしい作品だったので、登場人物の「その後」にあたるとい…

人生では現在やっている職業からの引退をする方々も出てきますが、風俗業から引退する女性やプロ野球選手などのプロスポーツ選手、競走馬やギャンブル系のスポーツ選手、漫画家（かぐや様は告らせたいで知られる赤坂アカさんも漫画家を引退して漫画原作者になっています）や小説家（もしくはウェブノベル作家）なども引退する方々もいらっしゃいます。 多くの場合は第２の人生を歩む方（芸能人などもそうです）が多いのもそうですが、中には第２の人生をどんなセカンドライフを歩むかによって考えている方々もいるのではないでしょうか。 ここで私のブログを通して第２の人生を歩んでいく方に短いメッセージを書かせていただきます。 「次の人…

義娘と焼肉 １巻 (芳文社コミックス)作者:才谷ウメタロウ,花形怜芳文社Amazon同じ漫画家＋漫画原作者で連載していた『本日のバーガー』と『パスタの流儀』は面白かったけど、さすがにこれは……という感想。焼肉だとせいぜい部位ぐらいしかバリエーションがないので料理漫画としての面白味がないのと、義理の娘に好かれるために焼肉で云々というのも無理がありすぎて面白くない。消化不良のまま4巻でおもくそ急展開で、そのまま無理やり畳んで完結した。うーん。焼肉×家族漫画じゃ無理だろうと、連載する前にわかっただろうという気がする。大変申し訳ないが編集者仕事しろって思うわ。

〇つかこうへい『現代文学の無視できない10人』読み終わる 〇島尾敏夫『死の棘日記』読む 2024/11/1（金）晴れ 今朝は4:00過ぎに目が覚めてしまい、眠れないので5:00頃起きてこの日記を書く。 『現代文学の無視できない10人』、本当は2～3日で読み終わるつもりだったのに、なんとなくスマホゲームをやってしまって、モタモタ読んでしまった。それに10代の頃に何度も読んだ本だから、内容を分かってるので緊張感もなかった。 最近寝不足で疲れ気味というのもある、、、読書疲れもあるかも。 読みたい本はたくさんあるのに、気ばかりが急いてなかなか上手くできない。 つかこうへい『現代文学の無視できない10人…

【新連載】『円環のエモーションズ』原作：花林ソラ 漫画：原田ケンタロー 『ウェルベルム』等ＷＥＢ漫画を多数手がける花林ソラさんの待望の新連載がとなジャンでスタート！ 要注目です！ ◆あらすじ 危険を警戒し、目立たず生きる高校生・荒倉アラト。ある日突然異能力者・好綺羅羅に襲われ、日常は崩壊する。強い感情が異能力に転化される「ＥＭＯ能力者」どうしのバトルに巻き込まれたアラトは、バリアという攻撃力０の能力で戦い抜く事が出来るのか…!? 連載を記念して、原作の花林ソラ先生と、漫画担当の原田ケンタロー先生に見所を聞きました！ ◆花林ソラ先生勝つか負けるかはお気持ち次第――…感情で戦うガチンコ異能力バトル…