死ねばいいんだ と 役にたたないやつは 死ねばいいんだ その言葉 発せられたとき わたしに向かってきたとき まだ それは わたしにも向かっているのだ ということに 気づいていなかった鈍の おろか 言葉 一気に 一気に きた おっかない言葉 かなしすぎる言葉 押し寄せてくる… そして 親しさに 甘えた自分の発してしまった おっかないだけでは すまぬ言葉 二度と 消せない言葉 も まざまざ よみがえってくる… 障り なにかしらの うまくできないこと まったく無い という人間 ひとりも ただの ひとりも 存在しないだろうに… かなしい かなしすぎる などと言っては 何様 のようにして… いったい自分…