ようやく、涼しく秋らしくなりました。山はキノコ盛りですが、百年芸能祭も益々増殖中です。東京百年芸能祭の粘菌がじわじわと日本を侵食するのでした。 第一日目は、2年ぶりの「ギャラリービブリオ」での「旅するカタリ」の開催でした。コロナを生き延びて、懐かしいお顔を拝見できただけでも、ひとつの奇跡かもと思いました。 百年芸能祭旗に合わせて、百年幟旗も出来ました。さらに、ビブリオのオーナー十松氏所有の牛頭天王半纏をお借りしての華やかな背景となりました。なにしろ、私の守護神ですから心強いこと極まりなし。 さて、今回は、新作の「熊野之御本地」(ごすいでん)を仕込んで参りました。その後の説経に色濃い影響を与えた…