先週末の会社帰りにばり馬・西条寺家店で久しぶりに「濃辛(こくから)」を食べた時、私の中でのばり馬のメニューの序列がちょっと変わった。食べ終えた時にそれを確信したくらいに、その時食べた「濃辛」は私の胃袋に、身体に、実に心地よく作用していた。これまでばり馬のメニューでは「醤油」が一番で、それは揺るがないものだと思ってきたけれど、2024年10月25日の金曜日はその「醤油」に「濃辛」が並んでいることに気付いた日となった。 唐辛子色に染まった背油の浮いているスープの辛さはこのラーメンの美味さと直結していて、かためでオーダーしている麺を箸でつまんで啜る動作と、付属のレンゲでスープを掬って口に運ぶ動作はこ…