カメラを止めるな! 濱津隆之 Amazon ★★★★ 郊外の廃墟でゾンビ映画の撮影が行われていた。ところが、クライマックスシーンの撮影でOKが出ず、42回もリテイクすることに。監督(濱津隆之)はキレて女優(秋山ゆずき)に詰め寄る。出演者の取りなしで一旦休憩に入るも、廃墟に本物のゾンビが現れてパニックになる。 低予算映画らしいからもっと尖った内容なのかと思っていたら、案に相違して娯楽要素が強かった。 序盤の劇中劇は37分をワンカットで撮るという趣向だけど、カメラワークが際立っていて見応えがあった。これは廃墟という舞台設定が良かったのだろう。俳優たちが垂直方向・水平方向を動き回り、それをカメラが懸…