気体についての学習を始める時に、小学校の理科の復習として、知っている気体の性質を、生徒に聞いています。 すると、必ず二酸化炭素の性質として「火を消す」をあげる生徒がいます。 きっと、上の絵のような実験の結果から推測したものだと思うのですが、 「いやいや、火が消えてしまうのは、酸素が少なくなるからでしょう。二酸化炭素自体に、火を消す性質はないよ」 なんて説明を、今までしていました。 しかし、この論文を読んでみてください。 http://www.shotoku.ac.jp/data/facilities/library/publication/kyoiku53-8.pdf 比熱の関係から、二酸化炭…