お米はある。炊飯器も空いている。時間がまったくないわけでもない。 それでも、スイッチを押すところで、手が止まる夜があります。「炊けばいいだけ」なのに、なぜか一歩が出ない。 理由を探せば、いくらでも見つかりそうです。帰りが遅かったとか、明日が早いとか。でも、正直なところ、ただ気力が足りないだけの夜もあります。 炊けない理由を、はっきりさせなくていい ごはんを炊けない夜に、理由をつけようとすると、少し苦しくなります。忙しかったから。疲れているから。 でも、どれも完全には当てはまらない。何かが足りない感じはあるのに、それが何かは言葉にできない。 そういうときは、「今日は炊かない」それだけで十分なんだ…