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無垢フローリング

(一般)
むくふろーりんぐ

無垢フローリングとは、無垢の木材で作られたフローリング(床材)を言う。

 無垢(むく)の木材の定義としては、集成・積層などといった木を継ぎ足す加工を施していない木そのものを指すのかもしれないが、
 実際にはほとんど継ぎ足しのない、または大きなパーツを組み合わせた木材加工品も無垢と呼ばれている。
 集成材・積層材も無垢と呼ばれることがある。

無垢フローリングとは、スライスや鋸挽きした板材(紙のように薄いものを含む)を重ね合わせた複層フローリングではなく、断面を見て単一の木材から出来ているものは無垢フローリングと呼ばれている。
※竹フローリングのように、断面の縦方向に継ぎ足しを行っているもの(縦横に継ぎ足しているものもある)の定義は微妙であるが、業界では無垢の部類に入れられる傾向がある。
天然木の単層板で造られたもので、乾燥のさせ方で人口と天然ものがあります



天然ものにほとんど加工を加えない製品であるため、自然素材である。
合板フローリングには出せない「本物感」「風格」があるため、少しでも家にこだわる気のあるユーザーには非常にニーズがある。
が、天然ものであるため、ユーザー側にも心構えが必要である。
たとえば、隙間がすいたり、反ったり、膨れたりするのはある程度許容する必要がある。
また、水をこぼしたらすぐに拭いたりと、メンテナンスにも気を遣う必要がある。

最近では、表面に厚めの無垢板を貼り(1mm〜6mmなど)、基材は合板という、貼ってしまえば無垢とほとんど変わらず、また収縮・膨張もしづらい(製品による)というフローリングも出てきている。

厚めの無垢板を用意するにはそれなりの手間がかかるので、決して安くはないが、
今後の森林資源を考えると、植林しづらい広葉樹/希少樹種はこういう使い方で延命していく必要があると思われる。

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