国際情勢が緊迫していて、どこで大規模な紛争が起きてもおかしくない状況である。企業も自社のリスクとして、Warfareのことを考えざるを得なくなった。そこで企業自身も<脅威インテリジェンス>を活用すべきと申し上げた。ただ受け身で考えるだけではなく、日本や日本企業を攻撃しようと思っている側の立場に立って<可能行動*1>を見る必要がある。 そこでかつて情報機関に勤務していた人物と、どう攻めてくるかの議論をした。私が要望したのは「Worst Case Scenario」である。彼が示した手順は、 1)ウクライナ戦争やイスラエル・イランの紛争のように、市民生活に大きな影響のあるインフラを止めるか混乱させ…