夜に閃いたことを、明くる日に実行できない。起きられないし、“それ以外”のことに追われて手つかずのまま忘れ去られる。「今年はもういいや...」と呟いて思考停止すれば、安心して目覚められるかというとそうもいかない。“何も起きない”ことは充分わかっているのに、それでもまだ朝が怖いのか、夢を延長した後の“一日”はかなり短い。 許してもらえている環境がある。見ないふりは全方向で解決にはならないけれど、一時の安心感を得られる。朝が夜になっていくのにも、お腹が空くことにも眠くなることにも、抗えない。でも、気持ちがついていかないってのはあって、飲み込んで喉元過ぎるまでの不愉快とか寝落ちしたのに悪夢で中途覚醒と…