日本一を目指すことに疑念が生じスランプに陥ったスペちゃんが日本総大将として日本一になる話。 日本一を自己の存在理由としていたスペシャルウィークだが宝塚記念でグラスワンダーに敗北してしまう。 さらに凱旋門賞でエルコンドルパサーがモンジューに敗北した姿を見て日本のウマ娘の程度を知る。 こうして日本一になることに何か意味はあるのか?と自問自答しアイデンティティ崩壊するのである。 だが日本一には様々な形があり多種多様であるというトレーナーの助言により闘志を取り戻す。 母親の「精いっぱいレースを走って、それで元気にゴールまで帰ってくる」という言葉を思い出すのだ。 復活したスぺは、日本に乗りこんできたモン…