2013年6月に安倍内閣は、今後10年間の平均で名目GDP成長率3%程度、実質GDP成長率2%程度の成長を実現することを宣言しました。また、日銀も2年程度の期間を念頭に早期にインフレ率を年率2%に引き上げると宣言しました。もう遠い昔のように思え、「そんなこと言っていたか」と覚えていない人も多そうです。そして、2013年から毎年暮らしが楽になっていったと感じている人は少なそうです。果たして、第二次安倍内閣のマクロ経済政策は、うまくいっていたのでしょうか。