レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「熊座の淡き星影」(1965)です。 巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督作品ですと重厚長大の作品が多いのですが、この作品は上映時間が100分程度、加えてミステリータッチなので意外と鑑賞しやすく、この手の映画が苦手の人、私もその一人ですが、にもすんなりと鑑賞できるものと思います。 昨年鑑賞したカミュ原作「異邦人」は私の感性とは合いませんでしたが、この作品はとても好いですね。冒頭からあのBMW507が登場し、うーん美しいし、何と趣味の良いことでしょう。さすがです。私が知る限り、この作品と「ファントマ危機脱出」だけです、50…