今回は、アイヌ民族最後の熊撃ち猟師と言われた方のお話をリレーしていこうと思います。 アイヌ民族の熊撃ち猟師 アイヌ民族にとって、熊を狩るということは、とても神聖なことで「神様を家に招待すること」を指すという。 また、熊狩りのために、山へ入るときは狩りの拠点になる小屋(クチャ)を作り火を焚き、火に魂を込めお酒を捧げ無事に狩りが終わることを火の神(アペフチカムイ)に祈願したという。 熊猟は、狩り小屋(クチャ)を拠点とし、羆が冬眠準備を始める頃から冬~春先に行われ穴籠する穴を見つけ出し出てきたところを撃つという手法でアイヌ犬を連れることが多いという。 しかし、どうやって穴籠の穴を見つけていたのだろう…