宝永4年1月16日。熱田八剣宮の神官尾張氏右京という家があったが永らく断絶していた。惣検校馬場左京亮、祭主田嶋内蔵権頭などの願いで左京亮弟に尾張氏の家を相続させ、その上金300両を貸される。この他神官、祝部(ハフリ)なども願いの通り借金を仰せ付けられる。いずれも神領金の中から出す。