昨日、池袋の新文芸坐で、フリッツ・ラング監督のサイレント映画、「ニーベルンゲン」(1924年)を見てきました。ゲルマン神話を基にした叙事詩「ニーベルンゲンの詩」を映像化した作品で、二部構成の約5時間に及ぶ超大作です。生の活弁付きの上映で、第一部の活弁を坂本頼光氏が、第二部を片岡一郎氏が担当されました。*以下、ネタバレ有りです。 第一部 ジークフリート ゲルマン神話の英雄ジークフリートの物語です。森のエルフに育てられたジークフリートが、逞しい青年に成長し、ブルグント王家の美しい娘クリームヒルトを妃とするため、冒険の旅に出ます。ジークフリートは、旅の途中で竜のファフニールを退治し、また、遥か北の土…