戸田山和久『哲学入門』(1) 読みたい本は多々あるのだが、本書もその1冊である。 哲学系としては、ジム・ホルト『世界はなぜ「ある」のか』の次にとりあげようかと思っていたのだが、忘れないようにここにメモしておこう。 本書の内容は、次の通りである。私の関心あるテーマが並べられている。 第1章 意味 第2章 機能 第3章 情報 第4章 表象 第5章 目的 第6章 自由 第7章 道徳 序「これがホントの哲学だ」 には、次のようにある。 本書には歴史上有名な哲学者はほとんど出てこない。プラトンもアリストテレスも、デカルトもヘーゲルも、ニーチェもフッサールもハイデガーも出てこない。ウィトゲンシュタインもデ…