次のような表現で与えられるモノ。
引用元はすべて
である。
●衣食足りて礼節を欠く
何を命令されても「ハイ先生、左様でございます。」と礼儀をつくしていた学生が、助手になった途端「えーっ、それは無茶ですよ、センセー」と態度をひるがえす、みにくい光景。これではイケナイ。仮にも物理屋たるものは「衣食にかかわらず礼節を欠く」様でなければならない。
●運動量
「仕事と運動量」を理解するのが物理学習の始まり。仕事で収入を得ようと考えたり、運動で健康増進しようと思う人は物理には近付かないのが良い。
●有効数字
世の中には「メートル」と「ヤード」、「MKS」と「CGS-esu」など色々な単位がある。
何故か? と先生に聞いてみよう。
- 「うまく単位を渡り歩いて、四捨五入を繰り返すと、どんな数字でも得られるんだよ」
という答えが戻って来たら、その先生は正直なサイエンティストなので、一生の師と仰ぐべし。
●エイジング・モデル
イジングモデルに似ているが、関係ない。大学の研究環境で歳を重ねるごとに、石頭になってゆく様をシミュレートする模型である。大抵、50歳くらいで脳細胞がゾル・ゲル転移を起こす。
●クラシカル
物理人と非物理人を一発で見分ける良い方法がある。「古典 (クラシカル) の反対語は何ですか? 」と問いかけて「量子 (クォンタム) です」と答えたら物
理人「現代/前衛 (モダン) です」と答えるのが普通人。かように、物理人は世間の常識から遊離しているのである。
●大学病院重点化
学んで、学んで、更に学んで、ついに社会に出られなかった病人が収容されている、特殊な病院がある。フラフラとシャバに出歩かれては困るので、豪華な設備を備える事にした。これが重点化である。