【中古】 北風に起つ 継体戦争と蘇我稲目 (中公文庫)価格: 2980 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 雄略天皇(ワカタケル)が崩御してから大王の権威は代々弱まり、そして武烈天皇が後嗣を定めず崩御したため空位になる。新たな大王をどうするか、豪族たちの間で思惑が交錯する。 雄略天皇に仕えた、軍事を司る「連」の姓を持つ豪族の大伴連金村と物部連麁鹿火(あらかい)の両豪族は、空位の時代を利用して自らの勢力拡大を目論む。両勢力の拡大を危惧する臣姓の平群、三輪、巨勢などの諸豪族は、対抗して連合政権を目論んでいていた。そして新興の蘇我臣駒は、雄略天皇が滅ぼした葛城氏の勢力を継承し、また百済王族の血を引く立…