軍都鈴鹿に爆音を響かせて 鈴鹿海軍航空隊 鈴鹿海軍航空隊(以下鈴空)は1938年に偵察機搭乗員(偵察・通信)専修の練習航空隊として開隊された。 同様の練習航空隊は静岡県は牧之原に在空しており、鈴空では約2万名を各航空隊に送り出しました。 最盛期では約3,000名が在籍し錬成に勤めました。 鈴空の付近には他に香良洲空(三重海軍航空隊)が在空しており、比較的に近い場所に教育部隊が在空していました。香良洲歴史資料館に展示されている白菊の翼は鈴空所属機と思われています。 鈴空は錬成に励んでいたものの日本軍の武運は長く続かず、1945年には鈴空は解隊となり第一鈴鹿海軍航空基地として再編されます。 これに…