3月の「ピースおおさか・ウィークエンドシネマ」は2月と同じく特攻隊をテーマにした「サクラ花 ‐桜花最期の特攻-」。 特攻機「桜花」を搭載し沖縄を目指す一式陸攻8名の搭乗員機内での人間ドラマとも言える物語で、アメリカ映画では「頭上の敵機(Twelve O'Clock High)」や「メンフィス・ベル」とか、最近ではイギリス映画の「ランカスター・スカイ」なんて爆撃行の機内での様子を捕えた映画は結構多く有りますが、日本映画では恐らく初めてだと思います。 重い「桜花」を積んで、速度の出ない一式陸攻に次々と襲い掛かる米戦闘機 F-6Fより発射される機銃弾で傷付き命を落とす搭乗員たちを割と淡々と画いて行き…