年に数ヶ月間、大阪出張が毎週ある。十年以上大阪に住んでいたので、決して知らない土地ではない。それでも、ここ数年はまるで別の街になってしまったと感じる。なじみの店が次々と姿を消し、その跡地にはドラッグストアが新しくできる。外国からの旅行客が多く、そうした需要が高いのだろう。旅行客だけでなく、明らかにここで暮らしているな、と感じる外国人も増えた。大阪の街は、すっかり様子を変えてしまった。 このあたりも変わったよなぁ。(日が暮れただけでしょ?) 大阪に行っても、もはや懐かしさのようなものはない。それでも、変わらないものがある。新幹線の車窓から拝む富士山の姿だ。富士山に登る人のなかにも外国人の割合が増…