江戸時代、徳川幕府の御用絵師をつとめた一派。 一子相伝で技法を伝え、江戸幕府の終焉のころまでその職を務める。 主な絵師としては、狩野永徳、狩野山楽、狩野探幽などがいる。 ただ、その一子相伝による技法の継承が、新たなカテゴリーの作品を生みにくくしたキライがあり、血統によらない琳派(俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、中村芳中)のような自由闊達さはあまり持ちえなかった。
山水図 賢江祥啓 山水図屏風 狩野探幽 雪舟と並び室町水墨画の規範となった祥啓 江戸狩野派の規範となった探幽 日本美術の下地となったふたつのカノン 一部画像はColBaseより引用 ColBase
アートサロンカフェ ☕️ブログ NO.26 2026.2.17 「美的なるものを巡りて」 第6回「日本の美意識」狩野派より 「美的なるものを巡りて」第6回「日本の美意識」ー狩野派、長谷川派、琳派の競演ーは、 日本美術の黄金期を彩る三流派の競演。 まずは、武家社会の権威を体現した、日本絵画の正統派である「狩野派」。狩野永徳(1543-1590)の「唐獅子図屏風」(安土桃山時代)を、取り上げる。 「唐獅子図屏風」狩野永徳 安土桃山時代 皇居三の丸尚蔵館/ 蔵 永徳の卓越性は、観る者を圧倒する圧倒的なスケール感にある。 豪華な金地に描かれた力強い唐獅子は、当時の統治者たちの力そのものを象徴していた。…
静嘉堂文庫美術館10月4日(土)から12月21日(日)「修理後大公開!静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝展」この度は、期待以上でそうなると前期も見たかったと・・未練がましいことを思ったりするものです。そして「うぅーーん!」と考え込んでしまったことは・・なんと画には、ストーリーがあり また さっき起きたこと今、起きていることが同時に描かれているものがあってこの手法どこかで見たのに似ているなってしばし佇んでしまった。注釈をしげしげながめていると狩野派の方々が模写だったかな?お手本?にしたというくだりを読んで あぁー!と思い出した。この間、見てきた『絵金』の芝居絵屏風が脳裏に浮かんだ。お行儀が良くてみご…
秋景山水図 狩野勝玉 秋景山水図 狩野勝玉 東博常設展より 狩野派の出だが芳崖・雅邦らと肩を並べ 幕末から明治にかけて活躍した絵師らしい やっぱりね 水墨にはこれくらいの着彩で 充分と思うんですよね ※ColBaseより引用 ColBase
よろコンです。 今日は9/15(月)、9月の三連休の最後、敬老の日に見て来ました。 今回も、あとから「あの時、こんな展覧会に行っていたんだなぁ」と自分が思い出すためのメモということで、よろしくお願いします。(このブログでは撮影OKだった作品の写真を掲載しています) (この大黒様も中にいます) ====== ☆館蔵品展 狩野派の中の人 絵師たちのエピソード @ 板橋区立美術館(西高島平) 開催中~9/28(日)まで 館蔵品展 狩野派の中の人 絵師たちのエピソード|板橋区立美術館 板橋区立美術館 ○開館時間=9:30~17:00 ※ 入館は閉館30分前まで○休館日=月曜日○入館料=無料○出展数=3…
会期二日目の日曜日とのこともあろうか、酷暑にもかかわらず、随分と来場者は多い。 会場内には作品と併せて、{狩野派}の系図が示されている。 その人数の多さと広範な時代と地域からは、表現の方法も多彩で、一括りにすることはとてもムリなことはすぐさま理解できる。 本展の趣向は「絵師たちのエピソード」とのサブタイトルにあるように、画に絵師のエピソードを添えることで、各人の人間性を浮き彫りにしたこと。 優等生あり無頼あり。努力家あり天才型あり。中には家名や先達のプレッシャーに押しつぶされた人も居ただろう。それでも連綿と描くことを紡いで来た人々に想いをはせる。 会期は~9月28日(日)まで。
下記は TVでた蔵 より引用させて頂きました。 海をこえたふすま絵 〜日本美術の魅力と魔力〜 2025年5月27日放送 1:52 - 2:33 NHK総合海をこえたふすま絵 (海をこえたふすま絵) 番組は宮越家の12代当主の宮越寛さんの案内で件のふすま絵を見せてもらった。今回ふすま絵の謎を一緒に解くのは漫画家・文筆家のヤマザキマリさんだと紹介された。ふすま絵は9代当主が1922年に購入したもので、狩野派の絵師が描いたものだという。大英博物館のふすま絵と宮越家のふすま絵にはつながるところがあり、飛んでいる鳥の構図にも連続性がある。またふすまの引手のデザインも一致している。ロンドンの大英博物館で特…
下記引用 毎日新聞 2024年9月17日 青森県中泊町の旧家・宮越家が所蔵するふすま絵が、英国の大英博物館所蔵の作品と同一の作者によって描かれた一対のものであることが判明した。町教育委員会が17日発表した。室町時代から約400年続いた日本画の絵師集団「狩野派」に属する絵師が描いたことが明らかになり、町は「極めて貴重な文化財で、絵画史研究に大きな進展をもたらす」としている。 調査結果が公表されたふすま絵は、江戸時代から地元の豪農として知られた宮越家の9代目・宮越正治氏が1920年に妻のために建てた離れに飾られてた「花鳥図」「竹図」「風俗山水図」の3組計18枚。 2023年から調査にあたった狩野派…
二条城に行ってみようと思ったきっかけは、辻惟雄さんの「最後に、絵を語る。」という本だった。恥ずかしながら、還暦を過ぎる歳まで一度も二条城に行ったことがなかった。茨木市という比較的京都寄りの大阪で育ち、京都は行き慣れた場所でもあったはずなのに。さらに言えば社会人の頃には京都エリアを担当して城の横はよく通っていたし、その駐車場に止まるたくさんの観光バスや人の列を見ていたはずなのに。 二条城になにがあるのかをすっかり忘れていたぼくは、辻さんの本でやっとそこには狩野派の障壁画がたくさんあることを思い出した。「そうか、狩野派か」と、日本史の授業で狩野正信だ、元信だ、永徳だ、探幽だと習い、試験ではずいぶん…
11月の半ば、秋の特別公開しているというので、 聖護院門跡に行って参りました。 秋の特別公開では後水尾天皇が女院に贈ったとされる書院が初公開とのこと。 (書院は撮影禁止だったので、以下覚書) 当時高価だった輸入物のガラスを使用した花頭窓や 鍵隠しも結び文の形をしたものなど女性を意識したものが使われていました。 こちらは撮影OKでした。 www.shogoin.or.jp 秋の特別公開は12月3日までだそうです。