画家。1902年香川県生まれ。 東京美術学校(現東京芸術大学)で藤島武二に師事。1938年、パリでアンリ・マティスの指導を受ける。戦後はニューヨーク、ハワイなどを拠点に活動。1993年第34回毎日芸術賞を受賞。同年没。享年90歳。
最初、表紙の題名とおもしろいねこの絵に興味を惹かれ絵本かなと手に取ってみた。 表紙下辺に猪熊弦一郎猫画集としてあったので、画集なのかと思った次第。絵画の美術展はよく出かける方なのだが、この画家は寡聞にして知らなかった。この本を手にとって、私には初めて出会えた画家である。 関西に住む私は見たことがないのだが、東京の上野駅改札口の上に描かれた絵画が猪熊弦一郎氏の作品「自由」だという。 奥書を見ると、香川県のJR丸亀駅前に駅前美術館として「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」が1991年に開館されているという。猪熊弦一郎は香川県高松市に生まれ、丸亀市に転居し、この地にゆかりのある画家だったようだ。その縁で、…
格は違いすぎるけど 出身は僕も同じ香川県高松市 あゝいつ見ても心を惹かれるデザイン 三越・猪熊弦一郎 我が母上様 この包装紙のシワをのばし 保管してたのを思い出す
フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫 府中市美術館 2025年 会場入口の展示パネル。猫の斑模様のようなもわもわが可憐なフジタの絵を引き立てる。 ”フジタからはじまる”ってどういうことだ?と思いつつ、フジタ以外の絵で嵩増しして誤魔化そうっていうのか?という意地悪な気持ちが喉元まで出つつ、でも猫はやっぱり可愛いに違いないと府中まで足を延ばした。 大丈夫!半分くらいはしっかりフジタの絵で、他の画家たちの猫の絵もとても良くて、フジタ以外の様々な猫があることでより楽しい猫企画となっていた。 素晴らしいと思ったのが解説のたっぷりとしたボリューム。ここのところ、キャプションは最小限にとど…
よろコンです。 日付変わって今日は11月11日。「ワン・ワン・ワン・ワン」な日に「にゃん・にゃん・にゃん」な展覧会です。 今回も、あとから「あの時、こんな展覧会に行っていたんだなぁ」と自分が思い出すためのメモということで、よろしくお願いします。(このブログでは撮影OKだった作品の写真を掲載しています) (府中市美術館のいつもの鴨。10/19。11/8はいなかったなぁ) ====== ☆ フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫 @府中市美術館(府中) ~12/7(日)まで フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫 | 府中市美術館 府中市美術館 ○開館時間=10:0…
猪熊弦一郎の仕事展 時代を生かし彩ったもう一つの世界 / 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 / 2001年 / 300x225mm / 110ページ / ソフトカバー は「本まるさんかくしかく」で販売中です。 hon034.stores.jp 2001年、美術館10周年記念展の図録。画家・猪熊弦一郎の絵画にとどまらない多彩な活動に焦点を当て、緞帳や壁画、包装紙、テキスタイルのデザインのほか、挿絵、本の装丁画までも収録されています。かなり楽しめる内容なのです。
丸の内の帝国劇場が建て替えのため一旦閉館となった。最終公演は、これまでの帝劇で上演されたミュージカルを所縁の出演者で披露する「CONCERT THE BEST NEW HISTORY COMING」。井上芳雄さんをMCにした中心メンバーとプログラム構成毎の豪華ゲストを交え、約60年の歴史を振り返る。 オープニングは、裏方さんにもスポットを当てた映像があり、また帝劇の歴史の中では、ミュージカル以外のストレートプレイもたくさんあり、そちらの紹介もあった。すでに鬼籍に入った方もたくさんあり、懐かしい映像も貴重だった。 www.youtube.com この日の出演者は、こちら。 個人的には、松たか子さ…
物物 集 猪熊弦一郎 / 猪熊 弦一郎, ホンマ タカシ, 岡尾 美代子, / BOOK PEAK / 2012 1版 / Softcover / 225mm x 158mm / 224P は「本まるさんかくしかく」で販売中です。 hon034.stores.jp 画家・猪熊弦一郎が集めたいろんな「物」をスタイリスト・岡尾美代子が選んで、写真家・ホンマタカシが撮りました。」 ステキですねェ。自身のいろんなモノとおこがましくも、比較したりして…。
「デモクラシー」 慶應義塾大学三田キャンパス生協食堂を飾る壁画です。 この壁画、もしかしたら三田の生協食堂に来たことがなくても、なんとなく見覚えがあるような気がする方がいらっしゃるかもしれません。というのもこの壁画、なんと上野駅中央改札の壁画にそっくりなんです。 それもそのはず、作者は共に猪熊弦一郎(明治35.12.14~平成5.5.17 洋画家)。 上野駅の壁画のタイトルは「自由」。多くの人々が幸せそうに集い、語らい、周囲には多くの動物を配しています。「デモクラシー」も「自由」も、戦後の民主主義の自由の謳歌を描いたものなだそうです。どうりで似たような壁画なわけですね。制作年代は「自由」が昭和…
今回のマチス展を見ているときに何故か長谷川利行を思い出し、その後2つの本を読みなおしてみました。「マチスのみかた:猪熊弦一郎著:作品社」と「長谷川利行の絵:大塚信一著:作品社」です。意識はしていなかったのですが、どちらも同じ出版社から送り出されていました。 マチス展 @国立新美術館 それは最初に絵を鑑賞していた時に、2人の画面内の色彩の扱い方や筆跡の空間の取り方など表面的な最終表現に共通点があるのかと思ったのですが、2冊の本を読了して、対象物を自分のものにするまでの工程をとても大事にしているということが通底している部分だと思いました。どちらもデッサン力があるということでしょう。 マチス「長い髪…
私より5歳年下の 1959年生まれの垣谷美雨(かきや みう)さんが書いた『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』の 「下手すぎる菓子折りの包み方」を最初に紹介します。 5歳年下とはいえ、彼女の描いている事がとてもよくわかるんです。 抜粋したり、言い回しを変えたりした箇所もあります。 お世話になった方へのプレゼントのためにデパートで菓子折りを2個買った。 店員の女性に「このままでよろしいでしょうか」と言われたが、 あたりまえの如く、ラッピングと熨斗をお願いした。 「少々お時間を・・・その間他のお店などを見て回っていて・・・等々」と言われたので、 仕方なくデパ地下をトボトボ一周して戻ったところ、 店員が覚束…