吾輩の寝床は「ニンゲン」に作らせた。 ちょうどいい大きさの寝床だ。寝れば周りは壁に遮られて何も見えない。「ニンゲン」は気に食わないが、この寝床は気に入っている。 ただな。飯を食うところに近くに砂場がある。それが気に食わん。飯を食っていても臭いが気になって仕方が無い。であるから、いつも文句を言いに行く。 すると「ニンゲン」どもは 偉いね。教えてくれたんだね。 そう言いながら片づけやがる。てめぇらに教えたんじゃない。文句を言っておるのだ。吾輩は「ニンゲン」どもが何を話しているか簡単にわかる。しかし、。「ニンゲン」どもは吾輩が何を話しているか全くわかっていないのだ。これで生物の頂点に立っているなど思…