森 喜朗の舌先からは女性蔑視発言が喋々のように舞いだしていたが,山下泰裕がしばらく経ってから登場し,IOC会長の立場から「森会長発言は不適切」と批判してみせた。 だが,その間に経過した日にちは,2月3日の森発言から6日後の2月9日までの,実質5日間ほどになっていた。この初動体制として反応を返すための言動じたいが,いたずらに遅延していた。そのように経過した背景には,まさしく「森 喜朗≒山下泰裕」だと観察されるほかない事情が控えていた。 ともかく「ジェンダー・ギャップに冒された脳細胞の持主」である森 喜朗が発した女性蔑視の見解に向けては,世界中から批判が飛びこんできた。いまごろにもなってようやく,…