僧侶・作家。東日本大震災復興構想会議のメンバー。 1956年福島県生まれ。慶應義塾大学文学部中国文学科卒。 『中陰の花』で第125回芥川賞を受賞。 主な著書には『アブラクサスの祭』, 『化蝶散華』, 『御開帳綺譚』, 『アミターバ』, 『まわりみち極楽論』などがある。 デビュー作は『水の舳先』。 2009年度より花園大学客員教授。
なりゆきを生きる --「うゐの奥山」つづら折れ (単行本) 作者:宗久, 玄侑 発売日: 2020/05/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) 作家で僧侶である著者が震災後の福島への想い、お寺の改修、人の生死、その時々の気持ちを書き綴っている。 凝り固まった目標よりその場その場の流れを見極めて成り行きに任せて生きること。 夏の前に 気温が上がってそろそろ30度の声が聞こえる。湿度も上がってジメジメ。 髪のボリュームが2割増しくらいになる。美容院行きたい、ショートにしたい。 アイスコーヒーを作り始めた。夏の間は冷蔵庫に常備。 最近3回続けてダンナと出かけた時にマックでシェイク。ミルキーのまま…
道尾秀介さん推薦の作家さん 小説家であり僧侶でもある玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)さんの書かれた小説です。私の大好きな作家の道尾秀介さんが、自身のエッセイの中で玄侑さんのことをこう語っています。 小説家なんていうものは、いくら著者が好きでも、本人には会わないほうがいい。「なんだ、こんな人が書いていたのか」と、たいていガッカリするからだ。 しかし、たまに例外がいる。僕にとって玄侑宗久さんがその一人だった。 引用元:『プロムナード』道尾秀介(文春文庫) 私は玄侑さんのことを、上記の道尾さんのエッセイを読み知りました。 好きな作家さんが薦める本なら読んでみたい、そう思いこの本を手に取りました。 テル…
ある事象が起こった時、人はなぜそれが起こったのかを考えます。因果関係を見つけるというのでしょうか。「Aという事柄が起こったのは、その前にBという原因があったからだ」といった具合に。結果に対する原因をひとつひとつ見つけ出して説明することは、とても論理的なように思います。そして、無理なく原因と結果を説明できれば、誰もがそれに納得します。いや、中にはどんなことにでもケチをつける人がいますから、誰もが絶対に納得することはないのでしょうが。原因と結果を論理的に説明されると納得しますし、疑問に思っていたことがすっきりとします。しかし、どんなに原因と結果を論理的に説明できても、それは妄想でしかないのかもしれ…
なりゆきを生きる 玄侑宗久 筑摩書房 コンビニ断ち 脱スマホ 黒沢大陸 コモンズ 搾取都市ソウル イ・ヘミ 伊東順子 訳 筑摩書房 長生き地獄 森永卓郎 角川新書 親中派の嘘 櫻井よしこ 産経セレクト 不快な表現をやめさせたい 紙屋高雪 かもがわ出版 あたたかい暮らしのヒミツ 旭化成建材快適空間研究所 エクスナレッジ それでもやっぱり、ほしいもの 60歳、ひとりを楽しむ準備 岸本葉子 講談社アルファ文庫 トラックドライバーにも言わせて 橋本愛喜 新潮新書
忌明けになりました。お寺でお経をあげていただきました。無事にあの世にたどり着いたと思います。 お寺から帰るときに住職さまからたくさんのおみやげをいただきました。中にレモンが数個入っていました。住職さまの母親の生家から届いたものだそうです。ありがたくいただきました。 玄侑宗久の現代語訳「般若心経」が興味深いので*1、経本はどこで入手できるのかうかがったところ「お寺で差し上げています」とのこと。 こちらもいただいて帰りました。 *1:玄侑宗久の立ち位置は「臨済宗」なので、私の菩提寺「曹洞宗」との違いを意識すべきかもしれません
知の教室教養は最強の武器である 佐藤優文春文庫2015年8月10日 第一刷 図書館で見かけたので借りてみた。479ページの分厚い文庫本。 装丁が面白い。佐藤さんの目力!! サブタイトルにあるように、”教養は最強の武器である”ということで 、佐藤さん曰く、「本書はがっついたビジネスパーソンや学生を念頭においた実践書」だとのこと。2015年の本であり、かつ、それ以前のレポートを引用しているところもあるので、政治関係の話は最新、というわけにはいかないけれど、歴史的に振り替えることが出来る。 様々な専門家たちとの対談、鼎談なども掲載されていて、佐藤さんの視点だけでなく、色々な話題が語られている。なかな…
■久しぶり! 今日は雨は降らない予報であったが、山へは行かないことにした。朝出かける時に家庭菜園を確認したら、3種類のトマトの苗全部に花が咲いている。ナスの花芽が見える。 いつものようにセカンドオフィスに向かう。途中、目に留まった植物を撮りながら歩く。 アカバナユウゲショウが咲いている。 あれと思って立ち止まった。どうみてもノイバラである。ノイバラといえば川沿いに生えている厄介者というイメージであったが、しっかり庭木としても育てられているのだと、誤解を恥じた。 おなじみエゴノキである。この木は、花を一斉に落とすので、下が白い絨毯のようになる。先日、似たような木があったのでエゴノキと考えていたが…
■摘果体験実習 今日は午前中に摘果体験実習がある。そこで、時間まで近くの公園を歩く。 歩いていると、ドラミングの音が聞こえる。ほぼコゲラだと考えていたが、ここにはアカゲラもいるので確認しようと近づいて撮影したが、野鳥はスマホでは撮れないね。 実習が始まった。摘果前はこのようになっている。これを、一房一個にするのである。しかし、これが非常に難しい。大きなものを残すという訳ではなく。シャンとしたのを残すと説明されたが、このシャンが分からない。 摘果後はこのようになる。抜かさないように、枝を追って計画的に取り組まなければならない。まあ、自分では無理であることが分かった。 実習後は、セカンドオフィスに…
一条真也です。わたしは、これまで多くのブックレットを刊行してきましたが、一条真也ではなく、本名の佐久間庸和として出しています。いつの間にか44冊になっていました。それらの一覧は現在、一条真也オフィシャル・サイト「ハートフルムーン」の中にある「佐久間庸和著書」で見ることができます。整理の意味をかねて、これまでのブックレットを振り返っていきたいと思います。 『独言〜互助会から互助社会へ』(2010年12月刊行) 今回は、『独言』をご紹介します。2010年12月に刊行したブックレットです。タイトルは『独言』です。「互助会から互助社会へ」というサブタイトルがついています。内容は、これまで業界紙に連載し…
曇。南直哉&玄侑宗久『同時代禅僧対談 <問い>の問答』読了。メタクソおもしろかった。何といっても南師だね。玄侑さんはわたしはもう長いこと読んできて、血肉にしたいと畏怖を以て尊敬しているが、南師はだいぶちがう感じ。仏教者なのにいわば「原理主義者」で、しかも言葉、観念の人という、わたしにはちょっと許し難いような人なのだが、いやあ、おもしろい。その「言葉の人」ってのがハンパないのだ。それが人間的存在感と一体化して、クセの強い、強烈な仏教になっている。そして永平寺で何十年も座ってきたという人だ。おもしろいなあ。玄侑さんは普段はやわらかい、常識的なところをよくわきまえたお坊さんだが、南師がもともと玄侑さ…
祝日(憲法記念日)。晴。 夢。町内の一画がまとめて新しい住宅に建て替わる。木とガラスをふんだんに使った、陽光にあふれた最新式の住宅だ。妹夫婦と下の甥っ子来訪。スシローで買ってきた寿司で昼食。 昼から甥っ子の高校数学を見る。ゴールデンウィーク課題を、二時間ほどやる。なかなか一生懸命やったな。 モン・レーブのケーキでおやつ。ウチのレモンバームをハーブティにしてみたところ、香り高くてよかった。 下の甥っ子、明日も勉強に来るかも。 南直哉&玄侑宗久『同時代禅僧対談 <問い>の問答』を読み始める。これは強烈におもしろい。おもしろすぎるので、セコい話だが、第二章でとりあえず中断する。一気に読むのがもったい…
確かある日の本日の返却本。1・2・3は読んだ記憶があったけど、カタカナ語が引っ付いてるのは読んだ記憶がなかったので。まぁあまり好きではない対談の本だ、というのはわかったが(だから知らない人のところは読み飛ばしたorz*1)。 動的平衡ダイアローグ 世界観のパラダイムシフト 作者:福岡伸一 木楽舎 Amazon wikipedia:ルドルフ・シェーンハイマーがこんなこと言ってるそうだ:大人の科学(8) 生命の「動的平衡」とは - 時の化石 wikipedia:動的平衡は生命観であるとともに、世界観でもある wikipedia:カズオ・イシグロの父は、長崎海洋気象台の歌なんてーのも作曲しているんだ…
どうしようもないのが「心」で、
札幌【占い.口コミ.当る.2022年】『札幌北区の占いの父』夢占館(ゆめせんかん)の石原聖山が貴方の【2022年!干支壬寅 (みずのえとら)】を的確に占う!2022年4月11日(月) 札幌のよく当たる占い師 口コミで当たると評判の札幌北区の占いの父ー 夢占館(ゆめせんかん)の石原聖山が貴方の『2022年!干支壬寅 (みずのえとら)』を的確に占う!占い歴25年、お悩み相談人生アドバイザー『占い&お悩み相談BOX夢占館(ゆめせんかん)』ー石原聖山の元気が出る世界の名言,格言をあなたに・・・2022年4月11日(月) 2022年は『愛』『夢』『希望』に満ち溢れる一年でありますようにお祈り致します。・…
南大沢駅前に古本市が出ている。昨日、横浜からの帰りに少し時間があり、『トーマス・マン日記 1944-1946』が定価の3分の一の5000円ででていた。北杜夫と辻邦夫の対談などを読んで、名作『魔の山』が代表作のトーマス・マンも読まねばとは、頭にあった。 内容をもう少し確かめてからと、翌日買うことにした。ところが、棚にない。同好の士から買われてしまったのかと、残念に思った。 昼食の後で、もう一度探すが、やはりない。会計をやっている若い人に、この旨を伝えると、「棚は覚えているんですが、箱が違うことがよくあります」ということだった。本棚におさまっていた場所(タナ)は、客は覚えている。しかし、ハコ、そし…
モンテーニュ 中世の思想家に、モンテーニュがいる。彼は、合理的で論理的な欧州人に珍しく、老荘思想に近い考え方の持ち主だった。「自然の前に、人間は無力である」「できることだけすればよい。できないことはしないがいい」「運命に身を任せ、抗うことはやめよう」「父親の精子、あんな、目にも見えない小さなものに、生命が、人間が、性格の素材が入っているのは、奇跡だと思う」などと言う。 荘子の唱えた「無為自然」を体現して生きた人といえる。モンテーニュは、自分の「ぶん」を知り、自分のできることだけを、した人だった。自分以上の自分に、なろうとしない人だった。 心はさまよい、あてどなく彷徨い続けて、どうしようこうしよ…
3月23日(水)、東中野フォーク&ロックカフェじみへんで行われた中川五郎さんのライブに行って来ました〜♪
ずっと気になってたよ。 又吉直樹『第2図書係補佐』(幻冬舎 2011年)の話をさせて下さい。 【概要】 僕の役割はほんの開設や批評ではありません。(略)じぶんの生活の傍らに常に本と言う存在があることを書こうと思いましたーーー(本書はじめにより) お笑い界きっての本読み、ピース又吉が尾崎放哉、太宰治、江戸川乱歩などの作品紹介を通して自信を綴る。胸を揺さぶられるパーソナル・エッセイ集。 巻末には芥川賞作家・中村文則氏との対談も収録。 裏表紙より 【読むべき人】 ・エッセイ好き ・次何読もうか悩んでいる人 【感想】 主に本の感想を記録するブログを書き書きしている手前、いつかは絶対読みたいなと思ってい…