地球表面の地殻をつくっている岩石の多くは、地球内部のマグマが地表に噴出したり、地下で冷えて固まったりしてできた火成岩です。火成岩には玄武岩、花こう岩、安山岩があり、玄武岩は黒色で、花こう岩と安山岩は灰色をしています。 風化は、岩石が風や水などの働きにより砕けて細かくなることです。土は岩石が風化したものや火山灰によってできています。土の色は変化に富んでおり、気候、水はけ、地表からの深さなどによっても変わります。土壌の一番上の層(A層)が黒い色をしているのは、植物などが腐敗分解して生じた「腐植」と呼ばれる有機物を多く含んでいるからです。その下の層(B層)は有機物が少なく、茶色、黄色、赤色、灰色など…