‘ あんま のんびりしてたら ’ ‘ 桜- 咲いてまうで- ’ 光そそぐ空を舞い飛びながら。 色変わりする羽のトリさんは、ぼやくように言いました。 。 。 。 空を飛ぶのは いつぶりだろう、と わたしは思いました。 ふわふわの羽毛に つつまれるようにして。 わたしは、大きすぎるほど大きい伝説の鳥の背に乗って、空を飛んでいました。 大きな大きな伝説の鳥の羽毛は、ふわっふわに あたたかくて。 日の光と風が心地よくて。 わたしは うれしくて、ちょっと笑ってしまいました。 そして、その上のほうの横を、色変わりする羽のトリさんが飛んでいます。 口調に にあわず、羽が きらんきらん光って きれいです。 さ…