藤井聡太五冠、勝率8割超の「若き帝王」 先日名人戦挑戦者となった藤井聡太五冠。棋王戦、王将戦が並行して進行してきました。過密スケジュールの中、8割以上の勝率を維持しているのは、さすがというより、もはや異次元の世界です。将棋界の「若き帝王」と呼んで差し支えないでしょう。 王将戦第六局 さて、王将戦第六局ですが、3月11日と12日の両日、佐賀県上峰町の大幸園で行われました。羽生九段の先手番です。藤井王将が勝てば、王将位の初防衛。一方、羽生挑戦者が勝てば、最終第7局に望みをつなぐことが出来、タイトル100期を目指すという大事な一局です。 結果は、藤井聡太王将が88手で勝利。やはり、百戦錬磨の羽生善治…