将棋用語。
自分の駒を動かすか持駒を打つことにより、相手の玉将(王将)に自分の駒を利かせる着手。「放置すれば次の手で玉を取りますよ」という意味。「王手」を相手に宣告しないことは反則だと思っている人も多いが、「王手」を宣告する義務はない。
玉将と他の駒の両取りをかけることを「王手○○(駒の名前)取り」と言う。例えば、玉将と飛車なら「王手飛車取り」という。
空き王手…飛車・角・香車の利きをさえぎっている味方の駒を動かして、相手の玉将にこれらの駒を利きを届かせること。「開き王手」とも書く。
逆王手…→逆王手を参照。
両王手…味方の2枚の駒で同時に王手をかけること。