プロ野球選手・指導者。野球日本代表監督。
通称「世界の王」「ワンちゃん」。
左投左打*1、ポジションは投手→一塁手。背番号は1→89番*2。
1940年5月20日生まれ。東京都墨田区出身。O型。
実家はラーメン屋。
父は台湾人、母は日本人であり、日本生まれの日本育ちだが、中華民国籍のままなのは、父親の遺言による。
早稲田実業高校で投手として1957年、センバツで優勝。
1959年、読売ジャイアンツに入団。一塁手に転向。
荒川博の指導の下に一本足打法を極め、長嶋茂雄と共にジャイアンツのV9黄金時代を形成。
1977年9月3日、鈴木康二朗より、ハンク・アーロンを抜く通算756号本塁打を達成。
同年、第一回国民栄誉賞受賞。
1980年、本塁打記録を868本まで伸ばし、現役引退。
打率.301 本塁打868本 2786安打 三冠王2回を始め数多くの打撃タイトルを獲得。
1981年、ジャイアンツの助監督に就任。
1984年、ジャイアンツの監督に就任。
1989年、退団に伴い、背番号1番がジャイアンツの永久欠番となる。
1992年、野球殿堂入り。
1995年、福岡ダイエーホークスの4代目監督に就任。
ホークスを屈指のチームに育て上げ、1999年、リーグ優勝・日本一を果たす。
翌2000年にもリーグ優勝、2003年には2度目の日本一に輝く。
また2004年、2005年とシーズン勝率1位に導くもプレーオフで敗れ、2年連続でリーグ優勝を逃す。
2005年、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に就任。日本を初代世界一に導いた。
2006年7月5日、胃部分の腫瘍摘出手術・および療養のため、途中休養。森脇浩司に後任を託し療養した。
2007年には現場復帰し、オールスターゲームの休養を除いて指揮に立っている。
2008年に秋山幸二に後任を託す形で監督を勇退した。
現在は、福岡ソフトバンクホークスのゼネラルマネージャー・兼会長。
全世界の野球界において知名度を誇り、野球の国際発展に尽力を注いでいる。