■昨日(11/25)は、新宿まで足を伸ばして武蔵野館で『リトル・ガール』(セバスチャン・リフシッツ監督、フランス、2020)を見た。 コロナ騒ぎが始まって以来、新宿は乗換ポイントとして通るだけだったので、街を歩いたのは2年ぶりになるだろうか。平日の昼前なのに結構な人出だった。 『リトル・ガール』は、原題 petite fille をそのまま英訳した語。「女の子」というのが一番ぴったりな和訳だ。主演のサシャは男の子として生まれた。でも心は女の子。どうしても女の子になりたい。7歳でもうじき小学校2年になるというサシャの願いを母親はじめ家族みんなで応援して、パリに行って専門の児童精神科医にも会い、性…