『合本現代俳句歳時記』/角川春樹 編/角川春樹事務所/1998年刊 俳句の集まりに少し関わることになって久しぶりに歳時記を手に取ってみると、あまりにも状態がひどくて少したじろいでいる。意図して付けた折り皺とそうでない折り皺が無数に入っているのはともかくとして、擦り切れた背表紙がガムテームで補強してある。それもまあ仕方なかったとしても、赤い装丁に、よりにもよって水色のガムテープはまったく似合ってない。その水色もところどころ茶色く変色しているし、いざ広げると補強の甲斐もむなしく、背表紙がべろんと本体から剥がれかかる。本体の小口も天も、飲み物だかタバコのヤニだかわからないシミだらけだ。 それだけ使い…