今日、筋トレを終えた後、ジムのパンドリーにあるセルフ式のカフェで、本を読みながらコーヒーを飲んでいたら、ひとりのおばさんが、僕の隣りに腰かけてきて、僕と相席のテーブルに新聞を広げて読み始めた。乱暴な手つきで新聞をバンバンめくるので、僕のコーヒーカップに新聞紙がかかり、今にもコーヒーの中に紙の端が入りそうになる。とっさに、Excuse me! と言おうとしたが、やめた。なぜかその瞬間、もう、夢の中で何が起ころうと、一切、関わらず放っておけばいい、と思ったのだ。 別に、やめてください、と注意しても、心の中の赦しとは何の関係もないのは分かっている。もし、レストランでスープに髪の毛が入っていたら、ウェ…