はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と百と百と二十八 「リッケンシュギ」② 「そんな、期待の星の立憲主義なれど、いかんせん、その法をつくるのもまた権力者であるわけだ。それゆえ、その法が、必ずしも一般ピーポーたちの自由やら権利やらを守ってくれる、とは限らない」 ん? なにやら、立憲主義の盲点を突く、みたいな展開か。 「たとえば憲法。一般ピーポーからの切羽(セッパ)詰まった強い要望があるわけでもないのに、コレだけ憲法改正~憲法改正~とウルサく喚(ワメ)き出したりする。こういう権力者主導の流れの場合、たいていは、権力者にとって都合がいいように変えられていく。つまり、つまりだ。立憲主義もまた絵に描…