沖縄県が放送対象のテレビ朝日系テレビ局。略称はQABで、コールサインはJORY-TV。琉球放送とともに沖縄タイムスとのつながりが強い。沖縄県の世論調査では朝日新聞と沖縄タイムスが共同で行い、その結果がテレ朝系の番組で流れる場合がある。
地上デジタル放送のリモコンキーIDは5で、2006年12月1日より開始。
沖縄県では最も新しく、琉球放送の傘下に置かれている。社屋も琉球放送の建屋に入っており、同社の求人関係も琉球放送が合わせて引き受けている(QABの社員には琉球放送からの出向者もいる)。当初は報道関係も琉球放送の傘下にする予定だったが、これはJNN排他協定との絡みもあり、見送られている。
QABの開業により、琉球放送で同時・遅れネットされていたテレ朝系番組の大半*1が同局に移行された。
鹿児島県奄美諸島の一部地域でも受信可能。
アナログ時代は大東諸島に中継局がなく、小笠原諸島向け衛星通信でキー局のテレビ朝日を代わりに受信していた。
又、かつては先島諸島に中継局は無く、長らく地元ケーブルテレビ局が自主製作チャンネルでテレビ朝日の番組を時差配信している状態が続いていたが、1995年のQAB開局から約15年後の2009年になってようやく中継局が整備され、先行の民放2局とともに視聴できるようになった。
開局時は日本テレビ系列局として計画されていた「南西放送」との同時開局の見込みだった。
*1:沖縄テレビと琉球放送が加盟する民間放送教育協会(民教協)関連の番組を除く。