真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 💭ポイント 知識をひけらかす若者を例に、人は無知無能を装うべきで、特に若者は些細な言動で評価が左右されると説く。 『徒然草絵抄』(小泉吉永所蔵) 出典: 国書データベース 🌙現代語対訳 人は誰でも、無知無能になるべきものです。 すべて人ひとは無智むち無能むのうなるべきものなり。 ある人の息子で、見た目などは悪くない若者がいたが、 ある人ひとの子この、見みざまなど悪あしからぬが、 父親の前で、人と話している時に、歴史書の一節を引…